2021 は何をする?
(突然のクソデカいらすとやフリー素材)
こんにちは.
急に書きたくなったので2020年の反省と,2021年何をするかを書き留めておきます.
2020年振り返り
控えめに言って大変な一年でしたね.
まず,2月上旬までは卒論を書いていました.卒論提出直前は結構あたふたして大変だった記憶がありますが無事に論文の方は期限内に提出できました.
試問会では,教員から大変鋭い質問が飛んできてビビりましたが,なんとかなりましたし,発表自体を面白いって言ってくれる人もいらっしゃいました. 学会はオンラインになってしまったので,期待していた旅行や学生同士の交流がなかったのが寂しかったですが,それでも,発表はうまくできましたし,質疑応答もいい回答ができましたし,自分のセッションは大学院生以上しかいなかった中で,学部生の自分がプレゼンテーションで賞をいただけたのも良かったと思います.
3月には京大の情報学科を晴れて卒業することになります.残念ながらコロナウイルスの影響により,卒業式自体はなく,教室に集まって一人一人卒業証書を受け取るだけになりましたが....
裏では謝恩会の幹事代表なんていうのもやっていましたね.例年,弊研究室の人かつ大学院そのまま進学する人 という条件で選ばれるらしく,見事に私に白羽の矢が立ちました.周りの同期には負担はかけたものの,学生側から不満も出る,先生方もそこまで参加しない形骸化された伝統行事に対して,一石を投じられたのは良かったのではないかと思います.また,ちょうど2,3月ぐらいにはコロナが流行し始めたうえ,どれくらい脅威になるか想像もつかない中で,世界的ニュースになっていることや,万が一教員や学生が感染した場合,SNS等でボロクソに叩かれる可能性を考えて,開催中止判断ができたのも自分としては非常に冷静だったと思います.
4月からはそのまま京大の情報学研究科に進みました.ここから3ヶ月間があまりにもハードすぎましたね. リモート講義自体はすぐ慣れ,お布団からわずか数十秒で講義を受けられる喜びをかみしめていましたが,課題の量が異常で,毎週3つ〜5つくらいレポート課題が出るもんですから,効率よくこなすことが求められていました.それに加えて実習や研究,輪講,プログラミング入門という科目のTA,プログラミングのバイト,模試の採点バイトを掛け持ちでしたから本当にしんどかったです.
でも,全部ちゃんとこなせました.えらい.
この時期の実習でつくっていたものがのちに9月の下旬にあったサポーターズさん主催の技育展で大成したのは大きかったですね.ちょっと興味本位で出してがんばっていたのですが本当に取れてしまうとは....思うは招く,とはどこかのTEDで聞きましたが,頑張って良かったと思います.詳しいことは以下の記事に書いてありますのでそちらを読んでください.
10月からは後期がはじまりました.前期とは一変して先生方もだいぶ講義の課題量を減らしてくださり,結構まったりと勉強することができた気がします.
この時期から就活も始めました.10月〜11月くらいは就活のノリがわからなかったので,とりあえずイケイケで有名企業を受けまくりましたが,美しいほどに全滅しました.いいところまで行っていたのもあったのですが,面接慣れしていなかったことと振り返りや言語化が下手くそだったのが主な敗因ですね.12月のはじめも,就活は決していい状況とは言えませんでしたが,12月中旬から年末にかけて一気に好転したので努力が報われた気がします.
2020年総括
激動の一年で多忙を極めていましたが,忙しいことを言い訳にせず,成果も出せていたのでよかったのではないでしょうか.雲外蒼天,という言葉が似合いそうですね.
ただ,手を動かして学習すること,本を読んで知識を蓄える時間が十分に取れなかったのは大きな反省点です.
2021年で成し遂げたいこと
1年単位で目標を掲げるというのはいつもしていません.というのも,もっと短いスパン(数日,数週間,あるいは1〜3ヶ月)で何かしらの目標を達成できないようならば,それより大きい年単位の目標は年末には忘却の彼方で,結局振り返ってみれば達成できていなかったというオチが大体見えます.自分のブログなのに若干他人に厳しくなりますが,新年一発目に「今年は○○を頑張る」と威勢よくつぶやいたり明日から本気出すとか言っているくらいならさっさと行動したほうがいいと思います.
だから粒度の小さい目標をコツコツこなしていくスタイルはあまり変えないで行こうと思います.
就活を成功させる
いくつかすでに最終面接まで進んでいたり,面接の後半まで進んでいますし,やりたいことができる,成長環境がある,かつ待遇面もよさそうな感じなので,あまり心配はしていません.見込みとしては2月中に決断できるのではないかと思っています.
自分のやりたいことを職としてもっていけたらうれしいですね.
修士論文
博士課程にいかず,就職するとのことですから,学生生活もいよいよラストです. 学生のうちにできることはどんどんしたいですが,論文を書いて学会に出すという経験ができるのはもう修論ぐらいしかなさそうです.いい論文を書いて有終の美を飾りたいものです.
自分を表現する
自分自身,創作活動がすきです.だから,絵でも文章でも,プログラミング開発でもなんでもいいので,積極的に自分の中にあるアイデアや世界観を表現できる一年にしたいですね.
音楽をやっていた時に,「想像力を創造力に変えて」という言葉がスコア譜に書いてあった*1のを思い出します.
特に,自分の中ではケモノ系,幻獣系あたりの世界が頭の中で広がっていますから,どんどん目に見える形にしていきたいですね.獣化...?できるといいですね.
新しいことに貪欲に取り組む
結局,面白い人になるには普段からコツコツ勉強するに越したことはないと感じています.それに,今当たり前にできることばかりを反復しても,面白味がないですから,どんどん新しいことを吸収していくのが大切かなと思います.できなかったことができるようになっていくと自信にもなりますし,新しい世界が見えて面白いんじゃないかなって思います.
おわりに
アイコン通り,狐らしく過去の自分から化けられるように精進していきたい所存です.人生をカラフルに.
*1:山澤洋之先生だったと思います.
就活の振り返り(所感、かきかけ)
まえおき
ベンチャー系の企業を受けたので、経団連スケジュールに則って採用活動を行っている企業にはまったくと言っていいほどあてはまりません。
職種はエンジニアで受けています。領域は Web 系がメインで、フロントエンドに絞っていたり、もっと広くポテンシャル採用みたいな形で受けていたりと様々です。 データサイエンティスト系は受けていません。ものづくりがすきなので、データ分析をメインでやりたいというわけではないです。
企業ごとの感想はこちら。
所感
- ベンチャー系の新卒試験では学歴はほぼ不問?
- コーディング試験では、アルゴリズムとデータ構造の基本的な使い方が多い(たまに Web 系あり)
- ネットに転がっている面接のマナーみたいなのは全然気にしなくてよいが、オンライン面接の特徴をつかんで有効利用したいところ
- どういうエンジニアになりたいのかが結構聞かれる
- 個人開発、チーム開発にしろ、技術の話ができないと意味がないことが多い
- インターン経験やアルバイト経験の数や時間より、そこで経験を積みながら頭の中で考えていたことを言語化し、説得力のある説明をすることが大事
- 行きたい企業はしっかり調査する(志望動機を語る必要はほぼなかったが、興味をもったきっかけはよく聞かれる)
- 選考がオンラインメインだったので気軽に受けやすかった
- よっぽど優秀でなければ、受かるより落ちることの方が多いと思うので積極的に受ける(他社の選考状況も聞かれる)
- 評価軸も企業によりけりだから、落ちるたびに過剰に凹みすぎない
期間と面接の数
- 10月: 3社並行
- 11月: 10月に受けた3社全滅。9社ほどエントリー(書類落ち1社)
- 12月: お祈り3社、辞退1社、2次面接待ち2社、最終面接待ち1社、最終面接結果受けインターン後判断1社、追加でエントリー1つ
- 1月: 4社並行
- 2月: 1社内定
学歴
書類選考ではおそらくそこそこ見られていると思います。
面接では履歴書に沿って質問することもよくありますが、大学名が有名だからと言って特別ウケるわけじゃありません。 レベルの高い環境で育った、地頭はある程度ありそう、この学校の人ならある程度信頼できる、くらいで見られていると思うのがいいと思います。 実力勝負の世界です。
親世代は「学歴あればどこでもいけるよ~」なんて言うかもしれませんが、そのどこでも行ける、は選択肢が広いぐらいの意味にとらえておいた方がいいです。 面接で自己アピールできなかったり、コーディング試験などの実力測定でうまくパフォーマンスが出なければ普通に落ちます。
大学生、大学院生は「研究内容」で自分を押し通せるチャンスがあるのもいいところだと思います。 ベンチャー系でも、もともと大学、大学院で研究やっていたっていう人はいらっしゃいましたし、 研究に真摯に取り組んでいればそれだけで評価されます。
履歴書
適当に無難なテンプレートを拾ってきてそれに沿って書いただけです。
特に、添削とかもしてもらっていません。国語をまじめに身に着けていれば、わかりやすく書くことぐらいはできるでしょうし、自分のことを何も知らない赤の他人にいい文章を書いてもらえるとは思いません。自分の表面の体裁だけを整えることに時間やお金をかけたくなかったです。
コーディング試験
競技プログラミングをやっていたので、ぼくは特別対策したわけではないです。 ただし、標準入出力を使ったことがない人は形式に慣れておく必要があると思います。
主にアルゴリズム系がメインですので、AtCoder の易しめな問題で雰囲気をつかんでおくのがいいと思います。 LeetCode を使う人もいるようですがぼくは利用しませんでした。
また、Web 系の問題(APIを利用する実装)や、自分は出くわしたことがないですがデータベース関連の試験もあるそうです。 稀ですが、のちの面接でコーディング試験の回答内容について質問されることがあります。 ぼくは、どういう解法でコードを書いたのかについて訊かれました。
面接とコーディング試験が一体となったようなライブコーディング試験は、 その場でエディタ画面を共有しながら面接をするので、 ただ黙々とコーディングすればいいわけではありません。
貼られたコードや書いたコードの処理内容の説明を簡潔に言葉で表せる力や、 思考過程を話しながらコードを書くコミュニケーション能力も求められているでしょう。 通常のコーディング試験と違い、問題文の条件が変わったらどう実装するかなどの質問もあるため、頭の回転の速さも求められると思います。
月並みですが、普段からじっくりとコーディングに取り組んでおくことが力になると思います。
オンライン面接特有事項
参考1: www.seraku.co.jp
参考2: WEB選考(動画選考)の対策術とは? - 就活準備 - マイナビ2022
せっかくなので、就活で有名なマイ〇ビ、リク〇ートが書いてある記事を批判しながら書きましょう。 おおまかな内容は合っているかと思いますが、変なところがあったら突っ込みます。
オンライン上の面接で何かマナーがあるか、と言われると普段からある程度常識があれば問題はなかったかと思います。 もちろん、言葉遣いを丁寧にすることや、態度などはある程度見られていると思いますが、その辺は良識ある皆さんなら大丈夫でしょう。
自分の部屋から受ける場合は、自分の部屋が映るので、映して恥ずかしいと感じるものは事前に移動しておくといいかもしれません(笑)。 本棚やテレビ、その他機材が映る分にはまったく問題ないです。 自分はバーチャル背景は使いませんでしたが、使っても文句は言われないと思いますし、 そこで個性がアピールできるものがあれば話題になるかもしれないですね。動画のバーチャル背景とかだとうるさいと思われるかもしれませんが。
服装ですが、スーツ指定でなければ私服でかまいません。ぼくは最終面接も含めてスーツを着て面接に臨んだことは一度もありません。 上記のサイトではともに「上下スーツを着ろ」と書いてありますが、ITベンチャーではむしろ私服を歓迎されています。 もちろん、面接官も私服で、パーカー、シャツ、セーターと様々です。面接官ですらフォーマルな格好をしていた人がいるかというと思い浮かばないです...。 「私服でかまいません」の時にスーツを着る人はおそらくスーツが私服なのでしょう。 ただ、画面に映らないからといって下半身はパンツ一丁みたいなのはまあ確かにリスキーかもしれないですね...。
機材については、音声を聞き取りやすくするために、ヘッドホンやイヤホン、マイク付きヘッドホンなど、好きなものを利用するといいかと思われます。 外部環境からノイズが入らないようにするのは心掛けたほうが良いかと思いますが、救急車や消防車、パトカーが通過するなど、どうにも避けられない状態になることはありますので、その際は上手く対応してください。
カメラの位置の都合上、相手と目線が合わない、といったことも考えられますが、その辺はお互いわかりきっていることだと思うので、 カメラから目線を外してはいけない...というわけではないです。 ネットの記事ではカメラのレンズから目線を外さないようにすれば好印象、とかあると思いますが、ずっとうつむいているとかじゃなければ大丈夫だと思います。 (ずっとカメラ見ていたらむしろ面接官がどんな表情をしているかわからなくなって意味なくないですか?マイ〇ビ、リク〇ートは面接エアプなのでは...?)
部屋が暗いと顔が暗く映ってよく見えない可能性もあるので、部屋の電気は付けておきましょう(結構重要!)。 特に冬の時期は日没が早く、17:00~19:00にかけて面接を行う場合は、面接中にきづいたら部屋が真っ暗に!という可能性もあります。
これがかなりいいところなのですが、カンペを用意しておくこともできます。 上記のサイトでは画面にメモを物理的に貼るなどという愚かな方法を推薦していたりしますが、普通に別ディスプレイなどに表示しておけばいいと思います。 メモ帳みたいな古代の産物なんか使わず、Markdown などに対応したもっとリッチなエディタを使えばいいです。ぼくは HackMD を使っていました。 カンペ丸読みはやめましょう、というのはそもそも、ある程度頭が良ければ、カンペに書いた内容しか話せない、みたいなことはないと思いますし、言われなくてもって感じですね。
あとは、面接時間も30分~120分程度と様々ですから、バッテリーの充電確認や電源接続は確認しておきましょう。
最後に、面接で好印象を与える最も大きな要因はあくまでも質問に対する回答内容やコミュニケーションであり、服装やカメラ、背景、目線などに過剰に気をつかいすぎるのはよくないです。有名サイトに書いてあるマナーはマナー(笑)みたいなのも多いですから、自分の中でよく吟味して取り入れてください。
よく訊かれたこと
どういうエンジニアになりたいか
まだはたらいたこともほとんどない状態で、どんなエンジニアになりたいか、と訊かれてもイメージがつかめない人が大半だと思います。
ただ、一つ言えるのは、大きなことを成し遂げてもいないのに無駄に聞こえだけはいいような壮大な目標を立てるのは意味が皆無です。 ちょっと前に「世界を変えるエンジニアになりたい」とか言う人はダメみたいな話もありましたけど、 確かに普通に勉強してたら世界を変えたい、とかじゃなくて、この業界でこういうポジションについてこういうことをやりたい、 みたいな具体性のある目標になるはずです。
ちなみに、ぼくは何回か「新卒の人って安直に世界を変えたいとか言いがちですけど...」などと重要な面接の場面できっぱり言いましたが、 特に落とされたことはありません。理想だけでかくて実力が伴っていないほうがまずいと思います。
過去の経験
アルバイトやインターン、個人開発などなんでもいいので、
- 取り組んだきっかけ、問題背景や解決したい課題
- 人数、期間
- 達成したこと、成果物
- 発表したことがあるか、フィードバックはどう得られたか
- 工夫したことは何か
- 苦労したことにどう対処したか、失敗は何だったか(これが特に聞かれる)
- 自分のポジションは何か
- 技術選定の基準は何か、ほかの言語、ライブラリ、フレームワークとの違いは何か
あたりは簡潔にまとめてテンプレ化しておくといいと思います。 絶対に訊かれます。
企業選びの軸
制度、人柄、事業領域、成長環境、会社の大きさ(段階)などいろいろあると思います。 ここは自分が重視している項目を素直に伝えればよいです。
年収は普通の新卒だとあまりどこも変わらないのかな...といった感じですし、面接で聞きにくいでしょうから、 エントリー段階でこれより低かったら足切りしようみたいなことをしておくといいと思います。
面接の後半だとこの辺はよく訊かれます。就活でお祈りされすぎて、もうどっか受かればいいや...みたいな感じになって、 とにかくエントリーしまくる、となるとこの辺で言葉に詰まるかもしれません。
逆質問
好きなこと質問したらいいと思います。ネットによく好印象を与える質問集みたいなのがあるので参考にしてもいいと思いますが、 せっかくなら面接官の職種に関わることや、面接官が携わっていたプロジェクト、ないし面接の中で気になったところを突いてみるとネタに困らないと思います。
企業エントリーについて
コロナ禍でオンライン面接が多くなった分、時間、場所、金銭的制約がゆるくなったので、 いろいろな企業を見たり、受けたりすることができたのは非常にメリットだったと思います。 修士課程で学業も忙しい中、自宅から面接を受けられるのはよかったと思います。
特に、交通費がゼロで済んでおり、なんならサポーターズさんのイベントに参加して支援金を受け取っていたので、 就活で出費がなく、むしろ支援金でちょっとした道具や本を購入していたぐらいです。履歴書も、様式テンプレートを適当にダウンロードして記入して、 現住所や学歴などの変わらない部分だけササっとテンプレート化して、PR文や生年月日(誕生日があった)は随時アップデートしていく感じでした。
デメリットといえば、優秀な学生のエントリーが増えて倍率が上がった可能性や、 オフィス見学ができない、ということが考えられますが、 それ以上にメリットの方が大きかったように思います。
エントリー後の選考フローですが、僕はインターン経験がなかったので、内定までにかかる時間が短くなる「特別フロー」も無く大変でした。 インターンに行っておくと、スカウトされてそのまま採用といった事例があるので、ぼくからすると少しうらやましくも感じました。 ただ、大変だった分、選択肢の幅は非常に広かったと思います。
エントリーする際に大事なのが、どういった業界に行きたいのかドメインを絞ることです。 最終面接でぼくは、うちの会社の事業と、残り受けている企業の事業領域が全然違うんだけど、それは理由があるのか、みたいなことを訊かれました。 もちろん、違う領域を志望している理由がしっかりしているなら納得してくださると思いますが、 就活とりあえず受かればいいやーみたいなノリだとここで言葉に詰まるかもしれません。
選考結果について
入試などのように配点がきちんと公開されていたり、やることが明確になっているような試験とは異なっており、 選考基準は基本ブラックボックスとなっているため、手ごたえがわからずかなり不安になると思います。 これまで受験や資格の試験でほぼ合格をもらっていた人も、就活ではたくさん落ちることになるかもしれません。 わたしも素直に記事に書いているように、たくさん落ちました。
もう就活は落ちるのがメジャーだと思って割り切るしかないと思います。人気企業ならなおさらです。 辛抱強く、自分に合うところを探しに行くしかありません。ただし、自分が日ごろから勉強をしているのが前提です。
もちろん、連続で何社も落ちると自己肯定感も落ちてきますし、かなり精神的につらくなってきます。 でも、それは自分の人格や過去の経験を否定されたということではありません。
ライブコーディング試験なんて問題や面接官との相性が悪ければ落ちますし、 どんな試験が来るかなんて前もって予想できないものが多いです。 面接で面接官に媚びたり八方美人な回答をしたところで、就職後にボロがでるだけですし、 ある意味自分のスキルや経験に自信がないことの表れだとも思います。 お見送り一つとっても、ほかにいい人がいただけ、今回はご縁がなかっただけ、企業の評価軸に合わなかっただけかもしれません。 書類時点でいらないと判断される場合もあれば、面接内容次第で最短フローで急遽案内みたいに評価してくれる企業もあります。 落ちたからと言って過剰に自分を責めないようにしましょう。
訊けるのであれば落ちた理由を訊いておくといいと思いますが、ほとんどはフィードバックしてくれませんから、 受けて何がダメだったかを分析して次につなげることが大切です。
志望度は訊かれるかもしれませんが、素直に選考状況を伝えた方がいいかと思います。 ただし、就活で2つ以上並行して業界を受けている場合(自分の場合、ウェブ系とゲーム系)は、選考状況を伝えるとき、面接を受けている企業と関連のある企業だけを述べたほうが無難かと思います。基本的に複数業界を受けている場合、あまりにもいろんな業界を受けていると、就活の軸が定まっていないのか、もうとりあえず受かればいいのではと思っていないか?とみなされるケースや、うまく理由を説明しても、内定辞退されるかもと思われてしまい、選考で落ちる可能性が増えるだけです。
むすび
まだ自分自身もこの記事を書いているときは就活自体は終わっていませんが、早めにまとめておいた方がいいかなと思って書きました。 就活が終わったらまた一部整理して再投稿します。
ネット上に転がっている小手先のテクニックは意味のないものもよく含まれています。 偽りの自分をつくることなく、自然な自分を表現できるようにがんばってください。
今後就職活動する方のお役に少しでもたてたら幸いです。