おうちボルテ環境を整えた
今のご時世,自粛自粛と何かと窮屈な感じになってしまったので,せっかくの機会ということでおうちボルテ環境を整えてみました.
見た目
普段つかってる勉強机の上にディスプレイとコントローラを乗っけてプレイしている感じです.
パソコンのスペック
Windows PC が古かったのでせっかくの機会だし,他の用途にもバリバリ使えそうなゲーミングPCを購入しました.
学割使って13万円程度でした.購入して1日後にピンポイントで在庫なしになってました*1.欲しいと思ったらすぐ買うのが正解ですね.
スペック詳細
- CPU: Intel Core-i7 9750HF (12M キャッシュ, ベースクロック 2.60GHz)
- メモリ: 16GB
- ストレージ: 1TB HDD + 256GB SSD
- グラフィックス: NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB GDDR5
CPUの詳細は上記のサイトに載っています.
若干ですがベースクロックが必須スペックを満たしていませんが,まあインテルなので設定いじってターボかけてればなんとかなるでしょう....
スピーカー
Amazon で購入した Bluetooth 付きのものです.3千円程度.Amazon ギフトのあまりで購入.
実際にゲームをプレイするときは有線でつないで遅延をさせないようにしています.
ディスプレイ
Dell モニター 23インチ ピボット機能付きです.こちらは1万円程度.Amazon ギフトのあまりで購入. 21.5インチとかだと少し小さく感じるかもしれません.セカンドディスプレイ用に購入したものをそのまま利用しています. もう少し大きい画面が好みの人は大きめのディスプレイを購入してもいいと思いますが,自宅だとなんとなく画面が大きく感じられます.
コントローラー
SVSE5 を使っています.2万5千円程度.
中身としては
- ノブ: アルプス 801
- 正方形ボタンLED: 青
- FXボタンLED: 赤
- マイクロスイッチ: DJDAO カスタマイズスイッチ 25g
- ボタン: DJDAO
です.
ボタンは想像よりかは本家に近かったです.
ツマミに関しては,アーケードでは滑らかに回るのに対して,こちらは若干「クリック感」(回すとカチカチと小さい音が鳴る感じ)があるので少し違和感があるかもしれません.でもあまり気にはなりません. ツマミのノブはこの注文内容だと2種類ついてきますが,軽い方(初期設定でついてきた方)が個人的にはやりやすかったです.
また,おうちボルテをする際には以下のサイトの「中華ボルテコン変換機」ツールを使ってツマミの座標変換を行う必要があります.
コントローラーは他に,本家がアルティメットモデルやエントリーモデルを販売していました. アルティメットモデルは利用者からもかなり本家に近いと評判のようですが,ややお高く,また現場流通量が非常に少ないようで入手が困難です.
エントリーモデルは廉価ではあるものの,ボタンが静音に特化しているためか本家の感覚とは大幅に異なっていて,あまり評判は良くないようです.自分が実際に使ってみたわけではないので,ここでは詳しく触れないことにします.
プレイする際の注意点
1. アーケード版との連動
REGULAR コースではスコアはアーケード版と連動しているのですが,VFの変動はしないようです.
また,収録されている楽曲でもアーケード版で解禁していないとプレイできないといった制約もあります.
INFINITY コースは月額課金で収録曲は何度でもプレイ可能ですが,曲数は限られています. パックを購入することによってある程度曲の追加は可能です.
アーケードで何度も粘着するよりかは自宅で効率よく練習できるのでとてもいい気がします.
2. 判定
多くの人は反応が結構遅延するみたいです.考えられる原因としては,
- ディスプレイの表示の遅延
- 不要なアプリなどの起動で処理落ち
- パソコンのスペック不足
あたりがあります.
ディスプレイの表示の遅延は,リフレッシュレートの設定を見直してみるといいと思います.
処理落ちは,プレイする際は他のブラウザなどを落としておくのが良いでしょう.
パソコンのスペック不足に関してはこれはいいスペックのものを使うしか対処法はない気がします. メモリは増設するという手がありますが,必ずしも増設できるとは限らないですし,CPUに関しては交換が難しいので大人しくゲーミングPCを使いましょう.特にCPUのスペック(ベースクロックとか)は快適なプレイのためには重要だと思います.
実際,必須スペックよりも低い Windows ノートPCでプレイしたところ,同時押しがバンバン抜けたり,ロングが無反応だったりととても悲しいことになってしまい,楽しんでプレイできる状態ではありませんでした.
3. 打鍵音
ゲームセンターではノイズによってかき消されていますが,自宅でやってみると想像以上に打鍵音は大きく聞こえるものです.
もしお隣の物音や話し声などが聞こえる程度に薄い壁のマンションやアパート等に住んでいる場合は,プレイする時間帯に気を付ける,コントローラーのボタンを静音化してみるなど,配慮が必要になってきます.
家族やご近所さんの迷惑にならないように気をつけましょう(`・ω・´)
総評
機材をきちんと揃えればそれなりに本家に近い環境が再現できることがわかりました.
自分の場合は大学院の研究やプログラミングなどでパソコンを使うし,セカンドディスプレイも必要だったので買う口実としてはちょうどよかったのですが,結構費用はかかります.
自分のSDVXに対するモチベーション,お財布,物理的スペースなどと相談してみて環境構築を検討してみてください.
*1:その次の日に在庫が復活してましたが,出荷に1ヶ月半くらいかかると表記されててびっくりしました