けものみち

まったりと、きのむくままに。

Monthly Report (Jan. 2021)

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こんにちは。2021年が始まってもう1か月経とうとしています。 2021年にはあれしたい、これしたいと皆さんもいろいろ目標を立てたかと思われますが、順調に進んでいますでしょうか?

さて、今月から月間レポートを出すことにしました。毎月を虚無で終わらせないため、自分自身の振り返りをするためです。学業のこと、お仕事のこと、趣味のこと、その他ちょっとしたこと何でもいいので書いていこうと思います。

2021年1月

学業

1/22 に修士論文の中間試問が控えていました。 昨年の前半は、SNS(特にツイッター)を題材にして、タイムラインのインタフェースの提案をしようと考えていましたが、半年かけて新規性が出る見込みがなかったため、卒論の延長として、クラウドソーシングをテーマにした研究にシフトしました。

中間試問では、以下のことを報告しました。研究の具体的な内容についてはここでは触れないことにします。

  • クラウドソーシングにおける課題、問題点
  • 研究のモチベーション
  • 既存研究
  • 提案手法
  • 実験
  • future work

昨年のアドバイザー報告(指導教員以外に、2名の先生に研究についてアドバイスをいただく)において、専攻では応用を重視しているので、自分の研究が一体どういう風に使えるのか、応用されるのか、どういうモチベーションで研究をしているのかについてをしっかり説明できるようにすること、並びに、既存研究についてしっかり調査を行い、今すでに行われていることとそうでないことの区別をしっかりつけることについてはかなり言われていました。

実験については、年末年始に修論用の調査用サイトを作成しました。5日間ほどでテストまで含めてできたので、まとまった休みに感謝です。 内容としては、画像データセットにラベルを付けるタスクを依頼するのですが、とりたいデータが Amazon Mechanical Turk では取得できないため、外部サイトとして自分で設計する必要がありました。

中間試問自体は発表はそれなりにうまくいったと思いますし、指摘自体もだいたい想定していた通りだったので良かったと思っています。

就活

4社ほど並行で受けております。どうせあとで企業名出してまとめるつもりですが、先に書いておきます。

昨年のクリスマスイブにはアカツキさんの最終面接を受けて高評価を得られました。ただ、自分自身にインターン経験がないことから、2月にインターンで実務経験を積んでみて、合うかどうかを判断したほうが、双方良い判断ができるのではないかという結論になりました。内定がでたわけではないですが嬉しいですね。 月末に、インターン機材(PCやWi-Fiなど)を受け取って準備を進めることになります。楽しみ。

残りの3社については、面接の終盤に来ていました。

1社目はサイボウズさんです。正直2次面接で言いたい放題言ったため、癖のあるやつだと思われて落ちたと思っていましたが、ロジカルに的確に質問に答えられること、コミュニケーション力が評価されていることがフィードバックで分かったので、最終は結構気合い入れて受けました。 ただ、結果としてはあと一歩足りないと伝えられ最終面接で落ちることになりました。フィードバックとしては、うちの企業じゃないとダメというこだわりや意欲がもう少しほしかったといった感じでした。うーん、悲しい。

2社目は freee さんです。1次、2次と順調に来て、フィードバックでも論理的思考力が評価されており、順調に行けば良い結果になると自信を持って最終面接に臨みました。しかし、1次面接や2次面接とたいして変わらない内容について聞かれたにもかかわらず、いまいち役員の方とのお話が盛り上がらず、こちらも不合格に。エンジニアや人事の方に良い評価が得られても、役員視点からすると、あまりいい人には見えなかったのかなと、結構落ち込みました。

3社目は Yahoo! さんです。こちらは、書類→コーディングテスト→1次面接と来て2次面接でした。 事前に、技術領域で一番力を入れたこと、もしくは研究内容について5分程度のプレゼンを用意しておくことが求められていました。プレゼン内容としては、技育展で発表したアレでした。

drakscake.hatenadiary.com

もともと自分がスライドの構成やデザインをしていたので、ちょっと手を加えるだけで済みました。プレゼンの後には、普通の面接と同様の質問もありました。フィードバックでは「就活の軸がそれだとどのベンチャー企業にも当てはまる」とだけ返ってきたので、受けた直後は、最初によくないところが返ってきた時点でもう落ちたんだなと思って、その日はごはんすら喉を通らなくなりましたが、通過していました。

3回目の面接では、面接というより面談に近かったです。自分のなりたいエンジニア像やエンジニアになりたいと思ったきっかけ、企業選びの軸などを詳しく深掘りされました。あとは履歴書の内容確認、国レベルの賞罰があるか、働くうえでの留意事項(通院や持病など)の話もしました。オファーを出す準備はできているという話がありましたが、アカツキさんと迷っているので、今すぐオファーを出してしまうのではなく、じっくりエンジニアと面談を重ねて意思が固まったところでオファーを出しましょう、という感じになりました。この回も、フィードバックがあったのですが、簡単にまとめると

  • プレゼンやコミュニケーションが上手(わかりやすい、ロジカル、質疑応答の際に補足スライドを使っていて準備がよく、相手のことを考えてコミュニケーションが取れる)
  • 就活の軸に具体性が足りないところを改善されてとても良い
  • 競プロやプログラミングを通じたものづくりなど、完遂力が高い
  • 一方で、我流かなと思われる部分もある

といった感じでした。おおむね高評価だったと思います。

趣味

音ゲー関連で、楽曲のジャケットイラスト制作をしていました。 某企画で4枚描いているうちの4枚目が描き終わったので、依頼は完遂したことになります。発表されたら告知しようと思います。

タイピングについては、最近あまり練習をしていなかったことと、周りの人がどんどん記録を更新していく中、このままだとタイパー界隈から通報されそうな気がしてモチベーションがわいてきたので、寿司打や e-typing を久しぶりに詰めることにしました。

寿司打について、既存の自己ベストを少し上回る記録を出すことができました。

ただ、この記録についてはまだ伸びしろがあるのでこれで満足はしていないです。

e-typing の腕試しローマ字については、これまでの自己ベストが 703pts (ワードセット:元気が出る言葉)でしたが、今回詰めたところ、743pts (ワードセット:元気が出る言葉)を出すことができました。これについては、正直自分でも驚きです。

703pts を出したときは手元動画が撮れていなかったので、今回は絶対撮影しようというお気持ちでずっとスマホのカメラを回していました。よって、今回はちゃんと動画も撮影できています。

今回のこの記録については、タイパー辞典さんにも名前を掲載いただけました。

w.atwiki.jp

このランキングについては、多少チート疑惑がある記録も載っているとはいえ、タイパー界隈では有名な方とようやく肩を並べることができたのでうれしいです。何より、e-typing って20年ほど毎週ランキング開催されている中で、たった百人程度しか700越えを達成できていないのが驚きです。まだ伸びる余地があると思うので、頑張ってレジェンド級の人の背中が見える程度にはタイピングの腕を磨きたいですね。

おしごと関連

学部生の科目のTAをやっているので、ひたすら採点業務をしていました。 1回の小テストあたりだいたい300人くらいの答案が来るうえ、これを一人で全部見て点数付けているので、1問あたりのウェイトが小さくても、結構大変です。

あと1回分小テストの採点が残っているので、頑張りたいと思います。

その他

新年早々、京都三条にある「ダイニング正義」で肉を食らいました。

300gアンガスビーフ、ごはん味噌汁セット、わさびトッピングで1700円程度です。学生でもこの値段普通に出せるし、肉もおいしくておなか一杯になるし、お店の雰囲気もおしゃれですし、人気店かと思えば全然並んだこともないのでおすすめです。

2021 は何をする?

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(突然のクソデカいらすとやフリー素材)

こんにちは.

急に書きたくなったので2020年の反省と,2021年何をするかを書き留めておきます.

2020年振り返り

控えめに言って大変な一年でしたね.

まず,2月上旬までは卒論を書いていました.卒論提出直前は結構あたふたして大変だった記憶がありますが無事に論文の方は期限内に提出できました.

試問会では,教員から大変鋭い質問が飛んできてビビりましたが,なんとかなりましたし,発表自体を面白いって言ってくれる人もいらっしゃいました. 学会はオンラインになってしまったので,期待していた旅行や学生同士の交流がなかったのが寂しかったですが,それでも,発表はうまくできましたし,質疑応答もいい回答ができましたし,自分のセッションは大学院生以上しかいなかった中で,学部生の自分がプレゼンテーションで賞をいただけたのも良かったと思います.

3月には京大の情報学科を晴れて卒業することになります.残念ながらコロナウイルスの影響により,卒業式自体はなく,教室に集まって一人一人卒業証書を受け取るだけになりましたが....

裏では謝恩会の幹事代表なんていうのもやっていましたね.例年,弊研究室の人かつ大学院そのまま進学する人 という条件で選ばれるらしく,見事に私に白羽の矢が立ちました.周りの同期には負担はかけたものの,学生側から不満も出る,先生方もそこまで参加しない形骸化された伝統行事に対して,一石を投じられたのは良かったのではないかと思います.また,ちょうど2,3月ぐらいにはコロナが流行し始めたうえ,どれくらい脅威になるか想像もつかない中で,世界的ニュースになっていることや,万が一教員や学生が感染した場合,SNS等でボロクソに叩かれる可能性を考えて,開催中止判断ができたのも自分としては非常に冷静だったと思います.

4月からはそのまま京大の情報学研究科に進みました.ここから3ヶ月間があまりにもハードすぎましたね. リモート講義自体はすぐ慣れ,お布団からわずか数十秒で講義を受けられる喜びをかみしめていましたが,課題の量が異常で,毎週3つ〜5つくらいレポート課題が出るもんですから,効率よくこなすことが求められていました.それに加えて実習や研究,輪講,プログラミング入門という科目のTA,プログラミングのバイト,模試の採点バイトを掛け持ちでしたから本当にしんどかったです.

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でも,全部ちゃんとこなせました.えらい.

この時期の実習でつくっていたものがのちに9月の下旬にあったサポーターズさん主催の技育展で大成したのは大きかったですね.ちょっと興味本位で出してがんばっていたのですが本当に取れてしまうとは....思うは招く,とはどこかのTEDで聞きましたが,頑張って良かったと思います.詳しいことは以下の記事に書いてありますのでそちらを読んでください.

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10月からは後期がはじまりました.前期とは一変して先生方もだいぶ講義の課題量を減らしてくださり,結構まったりと勉強することができた気がします.

この時期から就活も始めました.10月〜11月くらいは就活のノリがわからなかったので,とりあえずイケイケで有名企業を受けまくりましたが,美しいほどに全滅しました.いいところまで行っていたのもあったのですが,面接慣れしていなかったことと振り返りや言語化が下手くそだったのが主な敗因ですね.12月のはじめも,就活は決していい状況とは言えませんでしたが,12月中旬から年末にかけて一気に好転したので努力が報われた気がします.

2020年総括

激動の一年で多忙を極めていましたが,忙しいことを言い訳にせず,成果も出せていたのでよかったのではないでしょうか.雲外蒼天,という言葉が似合いそうですね.

ただ,手を動かして学習すること,本を読んで知識を蓄える時間が十分に取れなかったのは大きな反省点です.

2021年で成し遂げたいこと

1年単位で目標を掲げるというのはいつもしていません.というのも,もっと短いスパン(数日,数週間,あるいは1〜3ヶ月)で何かしらの目標を達成できないようならば,それより大きい年単位の目標は年末には忘却の彼方で,結局振り返ってみれば達成できていなかったというオチが大体見えます.自分のブログなのに若干他人に厳しくなりますが,新年一発目に「今年は○○を頑張る」と威勢よくつぶやいたり明日から本気出すとか言っているくらいならさっさと行動したほうがいいと思います.

だから粒度の小さい目標をコツコツこなしていくスタイルはあまり変えないで行こうと思います.

就活を成功させる

いくつかすでに最終面接まで進んでいたり,面接の後半まで進んでいますし,やりたいことができる,成長環境がある,かつ待遇面もよさそうな感じなので,あまり心配はしていません.見込みとしては2月中に決断できるのではないかと思っています.

自分のやりたいことを職としてもっていけたらうれしいですね.

修士論文

博士課程にいかず,就職するとのことですから,学生生活もいよいよラストです. 学生のうちにできることはどんどんしたいですが,論文を書いて学会に出すという経験ができるのはもう修論ぐらいしかなさそうです.いい論文を書いて有終の美を飾りたいものです.

自分を表現する

自分自身,創作活動がすきです.だから,絵でも文章でも,プログラミング開発でもなんでもいいので,積極的に自分の中にあるアイデアや世界観を表現できる一年にしたいですね.

音楽をやっていた時に,「想像力を創造力に変えて」という言葉がスコア譜に書いてあった*1のを思い出します.

特に,自分の中ではケモノ系,幻獣系あたりの世界が頭の中で広がっていますから,どんどん目に見える形にしていきたいですね.獣化...?できるといいですね.

新しいことに貪欲に取り組む

結局,面白い人になるには普段からコツコツ勉強するに越したことはないと感じています.それに,今当たり前にできることばかりを反復しても,面白味がないですから,どんどん新しいことを吸収していくのが大切かなと思います.できなかったことができるようになっていくと自信にもなりますし,新しい世界が見えて面白いんじゃないかなって思います.

おわりに

アイコン通り,狐らしく過去の自分から化けられるように精進していきたい所存です.人生をカラフルに.

*1:山澤洋之先生だったと思います.