けものみち

まったりと、きのむくままに。

M1前期の振り返り

いろいろありましたがひとまずおつかれさまでしたって感じです(っ ॑꒳ ॑c)🍵

とりあえず、修士課程1回生の振り返りをしてみますね。

講義

履修した講義は、「情報学展望1」(金曜2限)、「情報システム設計論」(火曜5限)、「情報社会論」(水曜2限)、 「情報システム分析論」(木曜2限)、「情報システム論実習」(火曜3,4限、木曜5限)でした。

コマ数は少ないですが、オンライン講義だったので課題の量がマシマシマシマシになっていてひえ〜って感じでした...。ゲーセンにいっぱい行ったり他の用事でヒーヒー言いつつもちゃんと全部課題は提出しております(この記事執筆当時は最終課題終わっていないのもありますが)。

情報学展望1

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ネットワーク関係とかセキュリティ関係のことやってました。 毎週A4で1ページ程度書く感じなので、コツコツこなすタイプの僕にとってはそこまで苦ではなかったです。締め切りも十分あります。


情報システム設計論

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最初3週がUI/UX、デザイン関連の話、中盤がゲーム理論とかその辺の話、最後はプライバシーとかその辺のことやってました。最初の先生と中盤の先生はレポートでしたが、最後の先生はオンライン試験になっちゃいました。講義資料、ネット検索可の状態で、パソコンのカメラを用いて手元を撮影しつつ、時間内に写真にとって回答を提出しなさい、という感じです。


情報社会論

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5つのトピックを4人の先生でリレーする講義です。 1人目の先生は情報と教育を扱いました。講義は一切せず、資料と課題を残して過ぎ去っていきました。 2人目の先生は情報と経済を扱いました。このパートはオンライン試験を行いました...。ネットで検索しても解が得られない問題に無理やりしたかったのか、問題の解答作成が非常につらかった記憶があります。 3人目の先生は、情報と法でした。後期の「情報と知財」にも関連しそうな話です。レポートも軽め。 4人目の先生は、情報政策、情報倫理を扱いました。講義中に2人1ペアで軽くディスカッションするパートがあって、久々にいろんな人と話せたのが良かった気がします。情報政策パートでは、事前に資料を読んできて、グループディスカッションして、問いに答えるというような活動をしました。


情報システム分析論

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Rつかってごにょごにょデータ分析したり、エスノグラフィーを行ってディスカッションしたり、テキスト分析について学んだり、社会調査の方法を学ぶ感じでした。とにかく作業ゲーって感じでした。


情報システム論実習

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火3,4限が何かしらのトピックを扱った実習、木5がワークショップでした。 機械学習はMNISTごにょごにょ〜とか教師あり学習とか Keras つかって学習オラオラ〜って感じです。まあさすがに Python機械学習ライブラリくらいはいじって初歩的なモデルくらいは組めるしなあ...。機械学習のチャレンジ課題の分類精度が50人くらい提出して5番目だったらしいですね。

Rつかって分析したり、システム設計のためのブレインストーミングとか思考整理の手法を学んだり、 テキストの類似度計算とクラスタリングと doc2vec と戯れてわ〜いわいって感じのこともしてました。

ワークショップの方では、5〜6人1班で何かシステムを作るという実習でした。いや、「何か」って雑か?

自分たちの班は開発初心者(自己申告)だらけだったので、あんま複雑なシステムは作れないなあという感じでした。作ることになったシステムは「オンライン講義でのQ&Aシステム」になりました。 技術的なこととしては、Ruby on Rails + MySQL って感じで、つくったものは Amazon AWS でデプロイして最終デモで触ってもらいました。自分はフロントエンド担当で、サイトのデザインの99.9%と、インタフェースとユーザエクスペリエンスの整備をしてました。

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こんな感じ。使いやすくシンプルに綺麗なデザインにしたのがよかったのか、学生間の相互投票では2位/8位になってそれなりに評価されました。教授陣にデモしたときもなかなかウケは良かった気がします。もう少し洗練させていけば、もしかすると学生側から大学の講義システムの改善案を提案できるかもね?みたいな話にもなっていましたし、そうあってほしいですね。このワークショップは個人的には結構楽しかったです!

追記: のちのちこんなことになりました。

drakscake.hatenadiary.com


研究

Twitter の UI/UX 関連をテーマに進めていますが、いまいち面白いアイデアが出ず、難航しています。 教授とのミーティングでは、「いろいろな観点から面白そうなアイデアは出ているので、うまく組み合わせて何か一つのアイデアになれば...」という感じです。論文を探してみても、意外とTwitterのインタフェースとかの論文が出てこなくて、教授も「そんなに論文が出てないってことは、逆に一つアイデアを出せばいい論文になるんだろうけど、難しいんだろうね〜」とおっしゃってました。

トレンドの分野を追っているわけでもないし、周りでもSNSを題材に研究している人はいますが、インタフェース関連のことを研究している人なんてなかなかいないので大変です。いい論文に化けてくれるといいですね。夏休み頑張ります。


バイト / TA / OA

バイトは某模試の採点をまたやることになりました。ただ、採用試験とそれの見直しを提出しただけで、まだ仕事のシーズンではなかったです。

TA は学部1回生のプログラミング入門のTAをしていました。 およそ25人分のプログラムの採点を行なって、丁寧にフィードバックをするという感じのことをしていました。プログラミングが初めての人も結構いるので、プログラム見ながら初々しいなあと懐かしくなっていました。テストケース作って自動テストできるような課題ではなかったので、課題一つ一つTAが採点しており、正直なところ結構大変でした...。

何よりフィードバックが一番難しかったですね。答えを教えるわけにはいかないですし、相手はプログラミング初心者が多いので、できるだけわかりやすくつまずきにくく、フィードバックでやる気が削がれないように言葉を選んで返す必要がありました。

OA はおとなりの研究室で1人で開発じみたことをしていました。 研究で使うツールをブラウザ版に置き換える感じの仕事でした。競プロとかの実装とまた別の面白さがあってこちらも結構楽しかったです。他の人の書いたコードを読むという経験にもなりました。


インターン / 就活

経団連スケジュールに合わせるとか大学の推薦で企業に就職するとか利用するならいいのですが、ベンチャー系にいくなら少々出遅れちゃったかな、という気がします。

それでもまずは、自分のしたい仕事はなんなのか?自分はどうありたいのか?今まで何をしてきたのか?今何をするべきなのかしっかり考えていきたいです。

インターンに参加して刺激を得るのももちろんありなのですが、夏休みせっかくまとまった時間が取れるので、情報系一般知識をもう一度勉強しなおしたり、個人開発してみたり、自分のキャリアについて考えてみたりしようと思います。不況の中つらいですが、挫けないように頑張ります。


おわりに

一番忙しかった、と先輩方もおっしゃっているM1前期を体調を崩すこともなく、メンタルもズタボロになることなく無事に終えられました。はやく例のウイルスもおさまって平穏な日々が戻ってくるといいですね。