ルフ メイキング(簡易)
ルフくん(春 Ver.)
— 白狐@新作固定ツイ (@Arthur_Lugh) April 3, 2019
いっしょにお花見行きたいですね pic.twitter.com/Q1Zrb99e0Y
すっかりお気に入りの1枚になっている、このルフくんのイラストの簡易なメイキングを書き残しておきます。
細かい描き方は長くなるので、ざっくりと髪の毛としっぽあたりをとりあげておきます。 服とか顔とか目、装飾品関連の塗り方はいろいろ好みがあると思うので好きな絵師さんのを参考にしていただければ...。
あとは描いた後にスクショを撮っているのでそれはご了承ください。
線画
つけペン風Gペン、茶色で頑張って線画を描きます。ラフはスケッチブック等に描いておいて、デジタル化した後、それを参考にして描きます。ぶっちゃけここが個人的に一番大変です(´・ω・`)
気を付けるべきこととしては線画に少し強弱つけること、あとでバケツで塗り分けるのであまり線画を途切れさせないことぐらいですかね。
塗り
下塗り
おおまかに全体の色を決めていきます。原則1色1レイヤーでパーツごとにさらに分けます。 クリッピングをうまく使いたいので、きちんとパーツと色ごとに分けて塗っていきます。
髪の毛
下塗りにまず大まかに1影を乗算で。 水彩筆かなにかで筆跡をある程度残しますが、境界はややぼかし気味です。
次に2影です。こっちはしっかり影を落としていきます。 慣れていないと、濃く影を落とすことに抵抗感があると思うのですが、あとで調整はきくのでしっかり濃い目に影を描きます。
光が当たっている部分を少し薄めの色で明るくしつつ、髪の毛全体の色を彩度を少し上げて明るい印象にします。
最後にひっそりと髪の毛にグラデーションを加えます。
しっぽ
獣好きなら絶対にこだわりたい部分ですよね。
まずはベースとなる色を置いておきます。
模様を入れていきます。もふもふ感が出るように、しっぽの流れを意識します。
影となる部分をしっかり描いていきます。結構筆跡は残す派です。
光が当たっている部分を明るくしつつ、毛の流れを加えて完成。
全体が完成したら
大まかに次の作業を気が済むまで行います
- レベル補正で全体の調整
- 明るい絵ならグロー効果をかけてやわらかい印象に
- 彩度、明度、コントラスト調整
- 色相の調整
- カラーバランスの調整
- 追加効果(今回なら桜、キラキラ、ほっぺの赤い部分とか)
特にレベル補正でしっかり明暗を強調させたり、カラーバランス調整で当初の色から少しずついろいろずらして全体を整えていく作業をするだけで全然イラストの印象が変わるので、出したい雰囲気に合わせていろいろ試しています。
オマケ: アイコンにする
明るく薄い色のイラストだとアイコンにすると縮小されてぼんやりしてしまうので、アイコン用の画像は色味を気持ち濃い目、コントラストも少し強く、シャープにする処理を施すことが多いです。あとは、あまり顔全体をおさめようとせずに思い切ってアップにしたほうがかわいくみえるのでアイコンはいつもアップ気味です。